TPCエポキシ鉄筋

TPCエポキシ鉄筋(エポキシ樹脂塗装鉄筋)

鉄筋コンクリートのヒビワレ・崩落が近年問題になっています。
この原因はアルカリ骨材反応などによるコンクリートの膨張とヒビワレ及び、コンクリートに含まれる塩分や、コンクリート外部から侵入してくる塩分(海水・凍結防止剤)により、鉄筋が腐食することにあります。

 

鉄筋にエポキシ樹脂粉体塗装を施す

エポキシ樹脂塗装は、耐水・耐薬品(酸・アルカリ)・密着性・耐食性に極めて優れた性能を有します。この塗膜を220±40μm鉄筋に塗装することで、あらゆる腐食因子から、素地鉄筋を守ります。

「TPCエポキシ鉄筋」の塗装工程

 

塗装設備能力

当社では、直線状鉄筋はもちろん、加工済の鉄筋(曲げ加工済、又は溶接加工済)についても塗装可能です。

塗装可能な鉄筋は次のサイズです
■サイズ:公称直径6㎜~60㎜

直鉄筋 長さ3.5m~12m
曲げ加工鉄筋 上限サイズ
・L曲げ加工品
L4000㎜×W600mm×H1200mm
・ボックスカルバート
□2400mm×D1200mm

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※加工済鉄筋の塗装については別途ご相談ください。

 

土木学会の品質規格を満たした「TPCエポキシ鉄筋」の塗膜性能

塗料の品質: 土木学会「エポキシ樹脂塗装鉄筋用塗料の品質規格(JSCE-E 104-2003)」
「エポキシ樹脂塗装鉄筋補修用塗料の品質規格(JSCE-E 105-2003)」
を満たしています
塗膜の品質: 土木学会「エポキシ樹脂塗装塗料の品質規格(JSCE-E 102-2003)」及び、
建設省住指発第407号 「エポキシ樹脂塗装鉄筋の防錆処理の有効性判定基準」

を満たしています

塗膜性能一覧

「TPCエポキシ鉄筋」の品質基準
外観 塗膜が均一で、たれ、突起、異物付着のなき事
ピンホール  試験電圧1000Vで鉄筋D19以下は平均5個/m以内、D22以上は平均8個/m以内
塗膜厚 220±40μmの範囲を超える測定点の頻度が10%以下
耐衝撃性 衝撃強度30kg・cmの撃芯が当った部分の周囲で、塗膜の破砕・割れ・剥離・うき のなき事
曲げ加工 20±2℃鉄筋公称直径の2倍(D16以下は1.5倍)で180°の曲げ
5±1℃鉄筋公称直径の3倍で180°の曲げ
いずれの場合も塗膜クラックの発生頻度が20%以下
付着強度 引き抜き試験において最大付着応力度が、無塗装鉄筋の85%以上
耐食性 試験後の平均発錆率(発錆面積/塗膜全面積)が0.5%以下
塗膜硬化性 鉛筆高度Fで手掻き、塗面に傷の無きこと

(注)試験方法は、土木学会「エポキシ樹脂塗装鉄筋の品質規格(JSCE-E 102-2003)」によります。

TPCエポキシ鉄筋の塗膜検査

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「TPCエポキシ鉄筋」使用上のご注意

曲げ加工
曲げ加工機のローラーは鋼製であり塗膜を損傷する恐れがあります。ローラーに樹脂やゴムの緩衝材を当ててください。

塗膜損傷の補修
強い衝撃によって塗膜を損傷した場合は、指定の2液性エポキシ補修用塗料をご使用下さい。指定の補修塗料は土木学会基準「エポキシ樹脂塗装鉄筋補修用の品質規格」に合格したものであり、現場で2液を所定混合比率で混合し、刷毛塗りしてください。

組立て
結束線は、耐食性を考慮して、ビニール被膜鉄線のおすすめします。
また、ガス圧接や溶接などで塗膜が変色・炭化した場合、ワイヤーブラシなどで損傷部を清掃し、補修塗装を行って下さい。

保管
エポキシ樹脂塗膜は、太陽光にさらされますと2~3ヶ月で光沢低下・変色を引き起こします。長期保管する場合は、屋内保管又はシートを掛け、直射日光を避けてください。